Q.盛土と切土の違いは何？

山内 和重 宅建士,FP1級,CFP®️,公認 不動産コンサルティングマスター

不動産コンサルタント | 新潟県

グラシャスさん、はじめまして。

盛土と切土についてお答えします。
盛土と切土とは、周りの土地と高低差が有る土地を平らにしたり、傾斜面のある土地を平らにするように際に用いられる土木工事のことをいいます。

回りより低い土地に土を入れて盛り上げて平らな土地にする工事を盛土といいます。
回りより高い土地や傾斜のある土地を切り取って平らな土地にする工事を切土といいます。

盛土や切土のある土地は、段差ができることで擁壁の工事が必要になったり、盛土をした地盤面が周囲の土地より軟弱になったりと、費用面が高くなったり、災害のリスクが高まった入りする問題点があるので、高低差の少ない土地を購入するよりも慎重に調査することが重要です。

以上、参考にしていただければ幸いです。

阪口 修一 宅建士,公認 不動産コンサルティングマスター

エスアール・パートナーズ株式会社 | 大阪府

グラシャスさん、はじめまして。

切土や盛土は、傾斜地での工事で行います。
傾斜地を平らにし、建築できるよう整地する際に必要な部分に土を盛ったり、不要な土を撤去することを指し、宅地造成工事の作業方法です。
切土をした部分は崩れやすく、盛土をした部分は地すべりしやすい状況になります。
このような災害を防ぐために2mを超える切土、1mを超える盛土、切土・盛土合わせて2mを超える、またはこれらを超えない程度の切土・盛土であっても500㎡を超える土地には宅地造成等規制法により都道府県知事の許可が必要になります。