Q.事故物件かどうかが気になる

朝倉 多恵子 宅建士,FP3級,賃貸不動産経営管理士

小舟ガーデン株式会社 | 愛知県

【超平和バスターズ】様

はじめまして
小舟ガーデン株式会社のあさくらでございます。


「事故物件かどうかが気になる。事故物件かどうかが気になります。なにか調べ方はありますか？」
について



【結論】


・不動産業者に聞く
・目的の物件の周辺の隣近所の方に聞く
・インターネットで検索する
・事故物件に特化したサイトで調べる


【不動産業者に聞く】

地元密着の不動産業者に「この物件が気になるのですが、過去にトラブルや事故などありますか？」
と聞きましょう。できたら1件だけでなく2〜3件聞くと安心ですね

【目的の物件の周辺の隣近所に聞く】

私は、目的物件の隣や近所の方にピンポンして
「この地域の物件を購入しようと思ってますが
住みやすいですか？」と聞きます。
最初から「この物件は事故物件ですか？」と単刀直入に聞くよりも話してくれる確率があがります。


【インターネットで検索する】

私も目的の物件をヤフーやグーグルで
「⚪︎⚪︎市⚪︎⚪︎町　トラブル」
「⚪︎⚪︎市⚪︎⚪︎町　事件」
などその地域で大きな事件などあれば掲載されていることもありますので必ず検索します。地元の警察署のサイトにも過去の事故や事件が残っていることもあります。


【事故物件に特化したサイトで調べる】

賛否両論ありますが、私は事故物件サイトはかなりチェックします。一般の方の書き込みなので全てが正しいわけではないですが、参考の一つとしてチェックはしています「大島てる」というサイトです。


【まとめ】

事故物件については、売主や仲介に入ってる業者が知っているのに隠していたり、嘘をついてしまうことは「契約不適合責任」となり損害賠償など請求されます。不動産会社もほとんどの会社は売主の方が告知してなくてもしっかりと調べます。ただ、買主の方もあとでトラブルにならないためにも確認しておきましょう。また、事故物件にならなくても近隣トラブルになるような方が住んでないかも確認できると良いでしょう。

以上参考になれば嬉しいです。

佐野 友美 宅建士,行政書士,FP2級

不動産コンサルタント | 静岡県

宅建士で行政書士の佐野と申します。

【回答】　
ご質問に端的に回答します
気になっている物件の周辺の方（複数人）にヒアリングしましょう
これ以外の正確な把握の方法はありません

【理由】
●質問者さんが考える事故物件の定義にもよります。
　例えば心理的瑕疵の場合、我々の告知義務には
　・嫌なことがあったら告知が必要
　・嫌なことがあっても告知は不要
　があります。

国土交通省「人の死に関する告知のガイドライン」
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001427709.pdf

注意しなければいけないのは、
質問者さんが思う事故物件　＝　宅建業者が思う事故物件
とが異なる場合がある、ということです。


また、ネット上に事故物件検索サイトなどがありますが、
　・誤情報がある（被害に遭った経験有り）
　・興味本位の掲載が多く、事件の全部が網羅されていない

このため、完全に事故物件を防ぐには、近隣の方への確認は不可欠です。
であれば、最初から近隣の方にヒアリングを計画するのが効率的です。

以上、回答いたします。