Q.住宅ローンの固定金利特約とは？

阪口 修一 宅建士,公認 不動産コンサルティングマスター

エスアール・パートナーズ株式会社 | 大阪府

流るる花のごとくさん、はじめまして。

住宅ローンの固定金利特約とは、選択した一定期間を固定金利に設定する住宅ローンです。
メリットは、金利上昇時に固定金利を選択することで急激な返済額の上昇を抑えることができます。
一方デメリットは、住宅ローン金利が低下している状況でも固定金利から変動金利への変更ができないため、固定金利を選択した期間は一定の金利を支払わなければなりません。

橋本 好美 宅建士,FP1級,CFP®️,相続アドバイザー,公認 不動産コンサルティングマスター

不動産コンサルタント | 東京都

流るる花のごとくさんこんにちは

不動産FP橋本です。

『住宅ローンの固定金利特約とは？』回答します。

　固定金利特約とは、住宅ローンの利用開始から一定期間中は固定金利の住宅ローンが組め、以降は変動金利となる住宅ローンです。（金融機関によっては、固定金利と変動金利の選択可能あり）固定金利中は、変更はできません。

　最初に2年、３年、５年を選ぶと、その間は固定金利で優遇されておりますが、その期間が終了すると、優遇金利が縮小します。契約時に、固定期間が終了後して変動金利になった際は、店頭金利から〇〇％を差し引くときめられているようです。

　２年より３年、３年より５年と固定期間が長いほど金利が高かった筈ですので、どの期間を選択されるかは、住宅ローンを借りる方の考え方によるところが大きいです。

　その固定期間中は、変動がないので順調に元金部分が減少していきます。固定期間が終了した時点で、そのままその金融機関を利用するか他の金融機関へ借り換えするか、又利用中の金融機関に固定金利で可能か確認してみる方法もあるかもしれません。

金利の変動が大きい時期は、難しいかもしれません。固定金利終了後一気に金利が上昇する場合があります。

　住宅ローンを決める前に、変動金利、固定金利、１部固定金利のシミュレーションをしてもらい、優遇金利の違いも意識しておくことが大切のようです。

　よろしくお願いいたします。