Q.居住中物件の売却での内覧対応で気をつけるべき点

橋本 好美 宅建士,FP1級,CFP®️,相続アドバイザー,公認 不動産コンサルティングマスター

不動産コンサルタント | 東京都

新しい靴を買わなくちゃさんこんにちは

不動産FP橋本です。

『居住中物件の売却での内覧対応で気をつけるべき点』の回答をします。

　特に二人一緒にいらっしゃらなくても、お一人いらっしゃれば、大丈夫です。クローゼットはざっと見るくらいで、そこまで意識しなくても問題ありません。

　購入を検討される方は、毎日使用する場所やその動線を意識して内覧
したいと思っています。キッチン、トイレ、浴室、洗面所、バルコニー、リビングとそこまでの動線が利用しやすいかが中心です。

　いくつか内覧させていただきましたが、
ある物件でリビングにちょっとしたデスクと椅子が置かれていたのですが、大きすぎず、ちょっと利用するのに便利そうでいて、全体のバランスがとれており、参考になる配置をされておりました。

　洗面所にも、ちょっとした収納家具が置かれていたのですが、洗濯機や洗濯物を置くのに、便利そうで参考になりました。その間取りを実際利用されておりますので、上手に利用されていると、とても参考になります。

　他の物件では、引っ越しを考えていらっしゃるのは分かるのですが、キッチンにゴミ袋等がまとめて置いてあったり、リビングに段ボールや洋服がまとめて置いてあったりで、生活感にあふれていると、間取りをゆっくり見たいという気持ちにはなりませんでした。

　前者の物件は購入いただきました。お住いになっていますので物が置いてあるのは、仕方のないことです。せっかくお見せするなら、物が置いてあったも、生活しやすさが感じられる配置は、購入を検討される方にとって、プラスに働くものだと思います。

　募集図面上だけみるととても良いと思う物件が、内覧してみるとそうでもないと思う場合もあります。新しくても、興味を持てない物件もございます。

　その物件の間取りを上手に利用され、清潔感にあふれていますと印象がアップするものです。

　ちょっと意識していただくだけで、違ってくるものです。