Q.媒介契約は一般・専属・専属選任と三種あるがどれが一番多い？

佐野 友美 宅建士,行政書士,FP2級

不動産コンサルタント | 静岡県

宅建士で行政書士の佐野と申します。

【回答】　
公益財団法人不動産流通推進センターによる指定流通機構の活用状況について
（２０２２年分）記載の内容から検討すると、
2022年の新規登録件数は、
専属専任媒介　129,494（16.07％）
専任媒介　　　414,167（51.41％）
一般媒介　　　261,922（32.52％）
となり、専任媒介契約が多いようです。

ただし、どの形態で臨むのかを、単純な三択で考えるのは得策ではありません。
物件の特性や売却期間の状況により、検討された方が宜しいです。

例えば、人気地などでは、一般媒介の方が有利です。
（業者にとっては0か100なので、早く動く傾向があります）

したがって、単純にどれが良い、ということはありませんので、物件の状況、お客様の状況に合わせて、ご提案を受けてみてください。
以上、回答いたします。

※公益財団法人不動産流通推進センターによる指定流通機構の活用状況について
（２０２２年分）
https://www.retpc.jp/wp-content/uploads/reins/katsuyo/2022_katsuyo.pdf

朝倉 多恵子 宅建士,FP3級,賃貸不動産経営管理士

小舟ガーデン株式会社 | 愛知県

【スーツケーニー】様

はじめまして
小舟ガーデン株式会社のあさくらでございます。

「媒介契約は一般・専属（専任）・専属選任と三種あるがどれが一番多い？媒介契約は三種類あると知りましたが一般的にはどれが多いのでしょうか？利用する側としてはどれがいいのでしょうか？」
について

【結論】

媒介契約は「専任」の媒介契約が多い
お客様にとっても「専任」の方がメリットが多い


【専任が人気の理由】

専任媒介契約は不動産会社により多くの費用と時間を費やしているため、より積極的に買主を探してくれます。そのため早く買主がみつかります。
また、専任媒介契約は売主にとってもメリットがあります。

【専任媒介とは】

専任媒介契約とは、媒介契約の一種で、依頼者(売主や貸主)が他の宅建業者に重複して依頼できない媒介契約をいいます。 ただし、依頼者は自分で取引相手(顧客)を探して取引することは可能


【まとめ】
私が売主になった時も
一般・専任・専属専任のうち「専任媒介」をお願いします。
お互いにとってメリットが多いです。ただし、媒介契約の内容をしっかり伺って費用や期間など契約条件を確認してください。また、信頼できる業者にお願いしましょう！！

以上参考になれば幸いです。