Q.将来的にリフォームを頻繁にしたい場合木造とRC造どちらの方がいいのか？

山内 和重 宅建士,FP1級,CFP®️,公認 不動産コンサルティングマスター

不動産コンサルタント | 新潟県

空飛ぶ自電車さん、はじめまして。

木造、RC造のリフォームにおいて、それぞれにメリット、デメリットがございます。

木造の方が、当初の建設費はRC造に比べ安価でできますが、間取りの変更などのリフォームする際には、構造的に制約を受けてしまいます。

また、RC造の方が木造に比べ耐用年数は長く、リフォームをして長く建物を使いたいのであれば、RC造の方が都合がいいと思います。

しかし、この答えは、コスト面を考慮しておりません。

RC造の場合は、当初の建設費が木造に比べ高いうえ、建物を解体する際の解体費、維持していく上での固定資産税や修繕費なども、木造よりはるかに高いです。

木造がいいのか、RC造がいいのかについては、長期的な視点から、コスト面やリフォームの頻度、どんなリフォームをしたいのかなど、総合的に判断して検討する必要があると思います。

以上、参考にしていただければ幸いです。

阪口 修一 宅建士,公認 不動産コンサルティングマスター

エスアール・パートナーズ株式会社 | 大阪府

空飛ぶ自転車さん、はじめまして。

リフォームをする際、木造・RC造のどちらも施工や価格面で大きな差はありません。
ただし、リノベーション工事をする際は木造の方が施工面で自由度が高いです。
例えば間取り変更の場合は、壁を撤去するような工事も必要になります。
木造は構造計算をクリアすればほとんどの壁を撤去または移動できます。
RC造は耐力壁などを撤去することはできませんので、自由度は低くなります。

ちなみにリフォームとリノベーションの違いは以下の通りです。
リフォームは、老朽化した居住設備を新築に近い状態に回復させる改修。
リノベーションは、大規模な工事を行うことで住まいの性能を新築時より向上させ、価値を高めたりすることです。