Q.不動産取得税と譲渡所得税の違いは何ですか？

佐野 友美 宅建士,行政書士,FP2級

不動産コンサルタント | 静岡県

宅建士で行政書士の佐野と申します。

【回答】　
ご質問に端的に回答します。

・不動産取得税
　→不動産を買ったときに払う税金
　→支払う先は「都道府県」

・譲渡所得税
　→不動産の売ったときに払う税金（「利益（所得）」に対して課税）
　→支払う先「国」　


※それぞれに減免・控除等の制度がありますで、ご確認ください。
以上、回答いたします。

朝倉 多恵子 宅建士,FP3級,賃貸不動産経営管理士

小舟ガーデン株式会社 | 愛知県

【アーモンドミルク】様

はじめまして
小舟ガーデン株式会社のあさくらでございます。


「不動産取得税と譲渡所得税の違いは何ですか？
不動産取得税と譲渡所得税は共に不動産取引で発生する税金の様ですが、何がどう違うのですか？」について



【結論】

不動産取得税：土地や家屋（建物部分）を購入したり、家屋を建築するなどして不動産を取得したときにかかる税金

譲渡所得税:不動産を売却した際に得た利益に対して課される税金


【不動産取得税】

計算の仕方

建物の税額 ＝ 固定資産税評価額 × 3%

土地（宅地）の税額 ＝ 固定資産税評価額 × 1/2 × 3%

不動産の価値によって税額が異なります。不動産の価値＝売買金額で税金を計算するわけではなく、固定資産税評価額で計算

土地や家屋を、有償か無償、登記有無にかかわらず、売買、贈与、交換、建築（新築・増築・改築）などによって不動産を取得した人（個人・法人を問わない）に、不動産を取得（購入など）した時にだけかかる。相続については非課税


【譲渡所得税】

計算の仕方

譲渡所得税＝収入−取得費−譲渡費用（−特別控除額）
損失の場合は必要なし


【まとめ】

税金は複雑すぎてわかりにくいですよね〜

不動産取得税→不動産を購入した時だけにかかる税金
譲渡所得税→不動産を売った時の利益に対しての税金

以上参考になれば嬉しいです。