Q.「現況有姿売買」と「現状有姿売買」は同じ意味？

寺田 裕太郎 宅建士

サウザンドハンズ株式会社 | 東京都

サウザンドハンズの寺田です。

現況有姿売買と現状有姿売買についてお答えいたします。

まず、異なる部分は、現況と現状の部分です。
日本語的には、現在の様子を表す似たような言葉で、もちろんニュアンスや細かい違いはあるわけですが、不動産取引において使われる場合は、どちらも同じような意味で使われていると考えて差し支えないでしょう。

契約を取り交わす時点での物件の実際の様子で売買をしますよ、引渡しまでにリフォームをするなど何か手を加えたりはしませんよ、という意味で使われます。

参考になれば幸いです。

山内 和重 宅建士,FP1級,CFP®️,公認 不動産コンサルティングマスター

不動産コンサルタント | 新潟県

明日の今頃にはさん、はじめまして。

「現況有姿売買」と「現状有姿売買」についてですが、不動産業界の中では、同じ意味で使われています。

現在の状況のまま、何も手を加えることなく、売買契約を締結するときに使います。

ただし、「現状有姿売買」だからといって売主の契約不適合責任が免れるわけではない点には、注意が必要です。売主の知りうる不具合がある場合は、契約書に記載するなどして、買主にきちんと伝えておく必要があります。

以上、参考にしていただければ幸いです。