Q.登録実務講習って必要だと思いますか？

朝倉 多恵子 宅建士,FP3級,賃貸不動産経営管理士

| 愛知県

【はっぴほっぷ】様

はじめまして小舟ガーデンの朝倉でございます。

『登録実務講習って必要だと思いますか？
合格率99パーセントでほぼ答えを言っているような講習でテストする意味は？
宅建の試験に含ませたらいいだけだとおもうのですがわざわざする意味は何なんでしょうか？』


【結論】

必要です。

私も【はっぴほっぷ】様と同じで受講するまで
（宅地建物試験でこれだけ勉強したのに、必要なの？）と思いました。でも受講して実際に実務をやって思うことは受講してよかったと思いました。


【登録実務講習の必要性】
もちろん99％合格率なら受講しなくてもいいのでは？と思うことはあります。ただ、実際に役所調査の仕方や査定の仕方、現地調査の仕方、重要事項説明、契約書の作成などまさに、宅建試験でしっかり勉強した後ではないと登録実務講習の内容は分からないと思いますし、実際に書類に記入する方法を学んで私の場合は会社で不動産部門を立ち上げましたが登録実務講習を受講したおかげで重説や契約書の作成はスムーズでした。


【登録実務講習とは】
国土交通大臣の登録を受けた講習機関が実施する講習で、宅地建物取引に関する実務経験が2年に満たない方が、この登録実務講習を修了することにより「2年以上の実務経験を有する者と同等以上の能力を有する者」と認められ、宅地建物取引士資格の登録申請を行うこと

【宅地建物取引士試験と登録実務講習の違い】

宅地建物取引士
不動産取引に関する法律や知識、不動産鑑定方法などを問う試験

登録実務講習
宅地建物取引士に必要な知識や技能をより深く理解し、実務に生かすため

【まとめ】
宅地建物取引士試験で十分学んだので実務は現場でと思いますが、やはり会社では即戦力が必要なのと
実務で行う実践的なことは宅建試験では勉強できないことなので12時間の受講はとても苦痛に感じるかもしれませんが宅建試験の勉強とはまた違ってあっという間に終わります。
受講して一緒の業界でお仕事ができたら嬉しいです。


以上参考になれば幸いです。