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Q.売主の契約不適合責任の内容について教えてください

民法改正で売主の責任が「瑕疵担保責任」から「契約不適合責任」へと制度変更があったそうですが、具体的に何がどう変わったのか教えていただけると助かります。

man

パルパル さん

ベストアンサーに選ばれた回答

medal
agentImage

坂口 健太郎 宅建士,賃貸不動産経営管理士,住宅ローンアドバイザー

エース不動産 | 東京都

瑕疵担保責任、契約不適合責任によって買主が売主に対して主張できる内容を記載します。

■瑕疵担保責任
・契約の解除
・損害賠償請求権

■契約不適合責任
・契約の解除
・損害賠償請求権
・追完請求権(新)
・代金減額請求権(新)
※(新)と記載したものが法改正で追加されたものです。

「追完請求権」とは完成するまで仕事を履行するように請求できる権利、「代金減額請求権」とは欠陥があった分金額を減額請求できる権利です。
つまり、欠陥があった場合、買主が売主に請求できる選択肢が広がったと言えます。

また、権利を行使できる期間制限も、瑕疵担保責任では「知った時から1年以内の権利行使が必要」でしたが、契約不適合責任では「知った時から1年以内に契約不適合を通知すれば足りる」というように変更されています。

2022/08/26 21:47

この投稿は、時点の情報です。

ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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