Q.賃貸需要のあるエリアかどうかを判断するための指標について教えてください

石原 靖也 宅建士

覚王山不動産販売　株式会社 | 愛知県

ダルシムさん

はじめまして。
覚王山不動産販売の石原と申します。

さて、投資用アパートの物件選びで、「賃貸需要のあるエリアかどうかを判断するための指標ベスト3」ですが、私が考えますに

1　駅が近いか
→駅が近いと一般的には、特に駅５分以内だと、仮に空室が出ても比較的埋まりやすいのと、駅が近いほど半径的に物件の希少性も上がり、仮に売却するにしても、売りやすいことがあげられます。

２　工場や会社が周りに多いか
→仮に都心でない地方でも、工場や大手企業の会社があると、社宅需要として空室になっても埋まりやすい傾向があります。

３　人口が増えているか
→人口が減っていると空室リスクも増しますが、人口が増えているエリアであれば、リフォームなどちゃんとしていれば空室も埋まりやすいです。

よろしくお願い申し上げます。

覚王山不動産販売　石原

杉谷 健悟 宅建士,FP2級,証券外務員一種

株式会社トムスエージェンシー | 東京都

結論から言うと、「物件により様々」となります。

例えば、地方の駅から遠い物件でも、
駐車場が１戸当たり2つくらいついていると、
客付けが非常に有利になったりします。

なお、収益不動産を選ぶ場合は、ホームズの「見える！賃貸経営」で
物件のエリアを確認し、赤くなっていれば、ひとまずエリアとしての需要は大丈夫です。

https://toushi.homes.co.jp/owner/

佐野 友美 宅建士,行政書士,FP2級

不動産コンサルタント | 静岡県

宅建士で行政書士の佐野と申します。

【回答】

すみません。

「賃貸需要のあるエリアかどうかを判断するための指標ベスト3」ですが、投資対象の物件選びに賃貸需要を基準とすることに少し不安を感じています。

私も不動産投資をしておりますので賃貸需要があるエリアに投資したいお気持ちには共感します。

しかしそれは皆も同じことを考えているので、競合が予想されます。高い賃貸需要＝利益がでる、とは限らないことにご注意ください。


余談ですが、私は「賃貸需要をどう生むか」という視点をもつことが大事だとおもっています。

具体例としてはデザインを洗練させる（これはデザイナー等専門家の協力が必要）だけで、郊外の物件でも客付きが向上した例を知っています。安く買って高く運用できるのであれば、投資物としては優秀です。

また本年、大地震に関する政府発表がありましたから、免震建物へのニーズがあると思います。ライバル物件ではほとんどないと思いますので、住んでみたい＝賃貸需要、これが生み出せるものと思います。

賃貸需要の高い人気地へ、ハイリスク・ハイリターン覚悟で運用する方法はありますが、リモートワークや多拠点生活が浸透し始めた現在では、これまでの定石が通用しなくなる可能性もあります。


本気で不動産投資を検討するなら、質問者さんの可能な投資の規模や取り組める時間などをお聞かせいただき、その上でご提案申し上げたいな、と思いました。