Q.住宅ローンでボーナス払いを利用した場合のデメリットとは？

佐野 友美 宅建士,行政書士,FP2級

不動産コンサルタント | 静岡県

宅建士で行政書士の佐野と申します。

【回答】
支給されるボーナスの性格によります。
■ボーナスの支給基準が就業規則に具体的に示されている（基本給の○か月分など）
　→デメリットは若干利息が増える程度


■ボーナスの支給基準が個人成果や企業業績に連動して支給される
　→デメリット・リスクは、ボーナスが少ない、または支給されないときに返済に困る

新築建売でしたら購入当初は保証が充実していますが、5年経過あたりから、
　・固定資産税の軽減終了（長期優良の場合）
　・防蟻処置保証期間終了（保証延長の場合、再施工必要）
これら追加の費用も必要になります。

私は個人的に、
　○月給で賄うもの
　　ローン返済＋日々の生活費
　○ボーナスで賄うもの
　　レジャー、その他経費、将来の貯蓄

このような資金計画をお勧めしたいと思っております。

石原 靖也 宅建士

覚王山不動産販売　株式会社 | 愛知県

ギャオスさん

覚王山不動産販売の石原と申します。

ボーナス払いのデメリットですが、仮にお勤めの会社の経営が傾いたり、やむを得ない事情で転職し、かつ年収が下がった場合に、現在のボーナス分で払えること前提での資金計画が頓挫することがあります。

判断基準としては、仮に手取りボーナスが今の半分になったとしても、自己資金や年間のご家族のキャッシュフローで賄えるかなど、厳し目に資金計画を立てられることかと存じます。

よろしくお願い申し上げます。

覚王山不動産販売　石原